以前、風水の目的は2つ、
人間関係アップと金運アップであるとご説明しました。

2つの目的があるということは、
2x2で4つのパターンがあることがわかります。

それは次のように表すことができます。

1.人・金運とも良い家
2.人が良く、金運が悪い家
3.人が悪く、金運が良い
4.人・金運ともに悪い家

これらは家が建った年(竣工年)と家の座向(メルマガ#4参照)で判断します。

1.人・金運とも良い家

この家は旺山旺水(中国読み:Wang Shan Wang Shui)といい、
夫婦・家族・親子などの人間関係が良く健康に恵まれ、金運も悪くない家です。

アメリカの不動産業界では中古住宅の売買が多く
私も家を購入するに当たり、数多くの家をみましたが、
旺山旺水の家にはなかなか廻りあえませんでした。

家族関係が良く、余裕のある生活ができていると
引越する必要がないので、マーケットにでることがないからです。

50件の不動産を見た中で旺山旺水は2件だけでした。

2.人が良く、金運が悪い家

金運が良くないので、余裕のある生活はできないけれど
家族全員が健康で仲良く暮らしている家、

もしくは頑張って働いてもなかなか貯金は貯まらないけれど
配偶者や子供、友人知人に恵まれている家をいいます。

3.人が悪く、金運が良い家

お金には困らないが住人が病気であるとか、
また主の稼ぎは良いけれど家族がバラバラで孤立している、
子供が非行に走っている家などがあげられます。

4.人・金運ともに悪い家

最後の家は人もお金も悪い家です。

引越後に病気になったり、仕事が上手くいかなくなったり、
家族関係も悪く、住みたくはないカテゴリーの家です。

頻繁に住人の顔ぶれが変わるようなアパートなんかは、
このタイプの家になります。

一番好ましい家は旺山旺水、次に2、その次は3、
そしてできれば避けたいのが4の家です。

風水ではお金よりも人(健康含む)を重要視するため、
3よりも2が良い家と考えます。

但し、旺山旺水の家でも20年後にはお金が入らなくなったり、
また夫婦関係が悪くなったりすることもあります。

それは、日々エネルギーが変化しているからです。

この過ぎゆく年月を人間がとめることはできません。
しかし、風水ではこのエネルギーの調整は可能なのです。

さて、皆さんの家はどんな家なのでしょうか?