今回、まず北京で訪れたのは世界遺産の紫禁城。
ここは中国伝統風水の大集成と言うべき壮大な歴史的建造物です。
紫禁城は約500年の間24人もの皇帝が暮らした王宮で、
そして、各宮殿には風水の目的である平和や調和の意味が隠されて
城内を流れる金水河の形や、
以前京都御所で水の出入りする方位を測った時、
さて紫禁城では、宮殿の位置や方位、それにドアの装飾にまで風水の基礎理論、陰陽五行が用いられています。
そして、紫禁城の入口と水(河)
だからこそ、
但し、現在では北京の街が変り果て、
あと10年もすれば、北京も伝統建造物は減り、
さて、世界遺産の紫禁城の後に北京動物園へ。
地下鉄1号線で天安門東から西単で4号線に乗り換え動物園前駅で
乗り換え時にちょっと歩きますが、
8駅近く乗りましたが、たったの2元(32円)でした。
動物園の入園料は20元(320円)、チケットには入園料・パンダ館(大熊猫館)・
パンダ館には泥まみれのパンダの他にレッサーパンダ、孔雀、それと日本では野生絶滅になったトキが見物できます。
あと孫悟空のモデルになったと言われる金絲猴(キンシコウ)
このキンシコウ、青色の顔に美しい黄金の毛を持っており、昔から暖かな毛皮を作るために多くが捕獲、現在では生息数は減少し絶滅危惧種に認定されているとのこと。
このキンシコウ(英語ではゴールデンモンキー)
数年前になりますが、
LA動物園ではゴールデンモンキー施設を作る為に風水を取り入れ
動物の生息環境に風水?と思われるかもしれませんが、
その風水鑑定料は5000ドル(50万円)でした。
この金額が高いのかどうかは別として、アメリカでは日本と違い、
しかし、
さてパンダ館を見てから、猿・狼館の方へ向かっていくと、大きな奇声が聞こえてきます。
「ウォ~ン」なのか「ワォ~ン」なのか、繰り返し聞こえます。
何かと思ったら、ナント中年の中国人のおばさんの声でした・・・
からかっているのか、檻ごとに顔を近づけ大きな奇声を発し、
このおばさんこそ檻の中にいるべきだ・・・。
その後、熊館に行くと、
柵に中国語で「食べ物を与えないこと」
クマは人間の与える食べ物で肥満気味、
人が与える食べ物を常に待っている状態でした。
最近のニュースでは中国のマナーの悪さが世界各国で非難されてい